これまでとこれからの道のり

「雪の野」について

いかがお過ごしでしょうか。

ブログを始めて一年が過ぎ、紆余曲折ありながらも、本格的に始動してから一ヶ月が過ぎようとしております。

私を信じて応援してきてくださった、周りの方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます。

実は、ここまで来るのは決して平坦な道ではありませんでした。

私が初めて自分の道を決めたのは、中学生の時でした。

今でも忘れません。

日本の文化を紹介するテレビ番組を観ていた時のことでした。

何気なく観ていたその番組で、「きもの」と伝統工芸の京友禅、そして「職人」という方たちを紹介していました。

私は衝撃を受けました。

こんな素晴らしい方たちがいるのかと。

その時からです。

私は絶対にきもの職人になる。

そう決めました。

中学生の時から将来の夢が決まっているのは、珍しかったかもしれません。

ですが元々の性分だったのでしょう。

一度決めたら、納得するまで進み続けるという。

私はその時から自分で自分の道を決めました。

そこからは挑戦の連続でした。

行きたかった高校への受験や、高校入学後に強豪の部活動へ入部しました。

高校卒業後に、京都へ行って弟子入りする目標を掲げ、自ら工房を調べて見学の予約や手紙をやりとりもしました。

しかし願い叶わず、工房への弟子入りは叶いませんでした。

ですが当時の担任の先生から、京都の学校を勧められ、その学校へ入学後に、思いがけず仲間たちと切磋琢磨することが出来ました。

卒業後は、これからの未来や独立することも視野に、一貫生産の技術を身につけたいという考えのもと、学べる場を探しました。

卒業後に入社した会社で、一貫生産の製造工程や技術、在庫管理や工程の流れを把握すること、お客様と直のやりとりなど、様々なことを学ぶことが出来ました。

挑戦の日々でした。

無駄な時間を過ごせないと思っていました。

頑張っているつもりでした。

つもりだっただけでした。

ある人に言われました。

「遊んでいるようにしか見えない」

そこから綻びが生じ始めました。

どんなに頑張っても大丈夫な気がしない。

休憩時間を作業に充てても十分な気がしない。

監視されているような気がする。

家でも仕事のことを考える。

家に帰っても作業する。

頑張っても無駄だという声が聴こえる。

眠れない。

悪夢にさいなまれる。

およそ考えられる限りの暗闇に感じました。

結果的にそこを去りました。

去るしか出来ませんでした。

そこからは療養の日々でした。

たくさん病院に通いました。

寝るだけの日々が続きました。

何をしても心が休まりませんでした。

住む場所や土地も変えました。

ずっと何かをしていないと気が済みませんでした。

療養を始め、今は4年の歳月が過ぎようとしています。

回復はしてきています。

ですがこれからも付き合っていくのだと感じています。

ここまで読んできてくれたあなたに伝えたいのは、人生には波があるということ。

ずっと好調な人生というのは、ありえないということです。

ですが悲観的に思わないでください。

人生にはその人だけの人生が存在するということです。

何が起こっても、暗闇やどん底に感じても、その人だけの人生なのです。

それは素晴らしいことです。

暗闇を経験すると、人生に深みが増していきます。

こう考えると、なんだか人生が豊かに思えてきます。

少なくとも今そう感じている自分がいます。

ここまで読んでくださった全ての人に感謝します。

それでは、また。

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