詩作 「香り」

詩作の編

詩作

香りはそのひとの個性が表れる

どのような香りを纏うか

これについてはひとそれぞれ意見がある

あなたはどんな香りを纏いたいか

少なくとも私は、そのひと特有の香りを纏いたい

なぜか?

それはそのひとの「記憶」と呼ぶべきものだからである

匂い立つ記憶

生きた証

内から放たれる力の源

香水などではなく

そのひと自身から香ってくる、香り

それこそがなんとも形容しがたく美しく残るのである

コメント

タイトルとURLをコピーしました